言語聴覚療法(PT:Speech Language Hearing Therapy)とは

"言語聴覚療法(ST:Speech Language Hearing Therapy)とは

●定義
言語聴覚療法とは、病気や交通事故、発達上の問題などにより、主として言語機能や聴覚機能が低下しコミュニケーションに問題が生じた者や摂食・嚥下機能に障害がある者に対し、機能の回復、能力の向上、維持を目的とし各種検査、評価、訓練、指導及び援助を行うことをいう。

●言語聴覚療法が扱う障害
主な障害について簡単に説明します。

●失語症
大脳が損傷されることにより、獲得した言葉を聴く、話す、読む、書くといった言語機能に障害が生じた状態。

●高次脳機能障害
脳の損傷により、注意・言語・認知・行為・記憶・その他さまざまな知的能力に障害が生じた状態。

例)集中力が持続しない、計画を立てることができない、新しいことを覚えられない、一側への気付きが遅い、よく知っている道で迷う、靴の紐が結べないなど。

●構音障害
呂律が回らない、声がかすれる等の発音(構音)に異常をきたした状態。顎、口唇、舌などの発音するための器官(構音器官)の運動に支障をきたすことで生じる。

●摂食・嚥下障害
食物を噛むこと飲み込むことに障害が生じた状態。また、食物を認識することの障害、食べる意欲の障害も含まれる。

当院における言語聴覚療法の特徴

当院では、成人を対象に主として脳血管障害、変性疾患などにより生じる失語症、高次脳機能障害、構音障害、摂食・嚥下障害に対し機能回復、能力向上、維持を目的とし訓練を実施しています。

訓練には個別訓練と2~3人の集団訓練があり、患者様の状態に合わせて病室や個室にて実施しています。

摂食・嚥下障害の評価は、必要に応じ歯科医師、看護師、放射線技師、栄養士、言語聴覚士が参加し、VF(videofluoroscopic examination of swallowing:嚥下造影)を施行しています。

VFは、X線(レントゲン)をあてながら食物を飲み込んでもらい、嚥下(飲み込み)の状態をみる検査です。

これにより、誤嚥(食物が誤って気管に入り込むこと)の有無や障害の原因を明らかにして訓練プログラム作成の基盤とすると共に、現時点において食物が安全に摂取できる範囲(摂食方法、食物形態、一口量など)を確認することができます。

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